2008年10月22日
子供たちにとっての農業
私は農家の長男で生まれた時から我が家の農地を受け継ぐ事は当たり前の事でした。その頃子供たちは地区のほとんどが専業農家で、農繁期などは「待ってました」とばかり農作業を手伝いをさせられたものです。現在はほとんどが兼業農家になってしまいました。
昨今メディア等では「食の安全」や「食糧自給率」の事が声高に叫ばれ、政治家は補助金バラマキ政策を集票の材料にしています。しかし、就農人口は減少する一方で、周りを見渡せば休耕作地ばか目立つ有様です。
今の農家に一番必要なのは若い労働力ですが、その観点での政策は進んでいるとは、お世辞にも言えない状況です。今は農家の子供でも農業を知らないのです。今後、農業がどうなっていくかは分かりませんが、この状況で良いとは誰も言えないでしょう。
そんな中、多少光明が見えるような事業が展開されていると、最近知りました。玄海町のさくら児童館でソバの栽培から、ソバ打ちまでを一貫して行う事業が進行中です。この他に「水辺の生き物を調べよう」や、「農業用施設見学」も同時に行っているそうです。
この事業は国の中山間地域振興事業の一環で、佐賀県の「さが農村のよさ発掘・醸成事業」の中の広報啓発事業の一つです。県が積み立てた「中山間ふるさと・水と土保全対策基金」の運用益等活用し、農村地域に存在する棚田やクリークなどの農地や土地改良施設の持つ県土保全・文化・景観としての役割を十分に発揮させ、佐賀の農村空間が持つ良さや潜在的な魅力を引き出すことで、豊かで住みよい農村づくりを行うものだそうです。具体的には、その中の「ふるさと『さが』水と土探検支援事業」から予算が出ているとの事です。
まー、難しい事業関連の事柄は置いといて、この事業で子供たちが農業に慣れ親しんでくれれば良いですね。そして願わくば将来、日本の農業を担ってくれれば最高だと思います。
10月21日のソバ畑
昨今メディア等では「食の安全」や「食糧自給率」の事が声高に叫ばれ、政治家は補助金バラマキ政策を集票の材料にしています。しかし、就農人口は減少する一方で、周りを見渡せば休耕作地ばか目立つ有様です。
今の農家に一番必要なのは若い労働力ですが、その観点での政策は進んでいるとは、お世辞にも言えない状況です。今は農家の子供でも農業を知らないのです。今後、農業がどうなっていくかは分かりませんが、この状況で良いとは誰も言えないでしょう。
そんな中、多少光明が見えるような事業が展開されていると、最近知りました。玄海町のさくら児童館でソバの栽培から、ソバ打ちまでを一貫して行う事業が進行中です。この他に「水辺の生き物を調べよう」や、「農業用施設見学」も同時に行っているそうです。
この事業は国の中山間地域振興事業の一環で、佐賀県の「さが農村のよさ発掘・醸成事業」の中の広報啓発事業の一つです。県が積み立てた「中山間ふるさと・水と土保全対策基金」の運用益等活用し、農村地域に存在する棚田やクリークなどの農地や土地改良施設の持つ県土保全・文化・景観としての役割を十分に発揮させ、佐賀の農村空間が持つ良さや潜在的な魅力を引き出すことで、豊かで住みよい農村づくりを行うものだそうです。具体的には、その中の「ふるさと『さが』水と土探検支援事業」から予算が出ているとの事です。
まー、難しい事業関連の事柄は置いといて、この事業で子供たちが農業に慣れ親しんでくれれば良いですね。そして願わくば将来、日本の農業を担ってくれれば最高だと思います。
10月21日のソバ畑
Posted by 昏君 at 00:04│Comments(0)
│(^∇^)アハハハハ!