子育てにやさしい地域づくり意見交換会


(Copyright by Akira-Kuboyama)
この日は鳥栖市や周辺から子育て中のお母さんを中心に参加されていました。
また、佐賀県からもこども未来課の他にも、男女参画・県民協働課、母子保健福祉課、雇用労働課、社会教育・文化財課からも複数の部署が参加されていて力が入っていました。
5~6人のグループに分かれ下記の5つのテーマについて、スコーキング法によるワークショップを行いました。ファシリテーターは、さが市民活動サポートセンターの江口嘉人さんです。
【5つのテーマ】
①保育サービスの充実(保育所、幼稚園、放課後児童クラブなど)
②緊急時の支援の充実(病児、病後児保育の推進等)
③家庭の子育て力の向上(家庭教育の推進、親となることの教育等)
④子育て家庭の経済的負担の軽減(乳幼児医療費助成の拡充等)
⑤働き方の見直し(育児休業の取得促進、
ワーク・ライフ・バランスの推進等)

スコーキング【Squawking】
(アヒルが)ガーガー鳴くこと
I I HO E [人と組織と地球のための国際研究所]代表の川北秀人氏が考案したグループワークの技法。
問題解決における課題を特定するため、数人ずつのグループに分かれ、各メンバーが出した課題に対して他のメンバーが質問(相手に貢献する質問)を書き込み、それに答え、さらに質問をし・・・を繰り返す中から、命題の矛盾や本当に解決すべき課題についての気づきを得る方法。
討議の結果、幾つかの共通した課題が見えてきました。
お母さん達の悩みは、
・子育ての悩みについて、気軽に相談できる相手が身近にいない。
・共通の悩みを大勢で話し合える場所が無い。
・子供を安心して預けられる施設が少ない。
・父親や同居の家族、地域の人たちのサポートが少ない。
・子育てが苦しみになっている。
子供を預の悩みは、
・資金が少なく人員や施設を整備する余裕が無い。
・預けっぱなしの親もいて、サービス残業が多い。
・定員を超えている施設が多い。
行政側の悩みは、
・財源不足。
・人員不足。
・市民側の協力体制の遅れ。
特に印象的だったのは、私のグループの中で出た下記の意見です。
「子育ての悩みを相談するにしても、年がは離れた方には相談しにくい。
ちょっと年上の、自分の子育ての段階卒業してばかりの方の経験を聞きたい。」
この日は時間も短く、グループワーク未経験の方も多かったので、課題を精査し尽くしたとうは言えませんでした。しかし、今までぼんやりと感じていた課題が明確になった事で、新鮮な感動を感じれていたようです。イベントは予想以上の成功だったと言えると思います。
事実は小説より奇也!
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韓国で、何者かに首を絞められて脳死と診断された女性(34)が5年ぶりに覚醒(かくせい)して犯人について証言し、容疑者が起訴された。
この事件は04年7月、韓国南部・光陽で、女性が自宅アパートで何者かに首を絞められて脳死と診断されたもの。韓国の検察当局によると、女性は最近、覚醒し、催眠療法による事情聴取に対して、犯人像を供述した。
検察は供述に基づいて女性の夫と交際していた43歳の女を取り調べ、殺人未遂の罪で起訴した。検察は女性に不倫の事実を知られて、殺害しようとしたとみているが、女はこれを否認している。
呼子朝市通りに、早くもサンタクロースがお見えになりました。
それも御三人も!
既に子供たちの事前調査のために活動されているようです。
私はやっと御二人をお見かけしたのですが、もう御一人を見つけれれません。
多分、リーダーの方だと思われます。
ベテランの方なのでしょう、流石に忍者のようですね。





それも御三人も!
既に子供たちの事前調査のために活動されているようです。
私はやっと御二人をお見かけしたのですが、もう御一人を見つけれれません。
多分、リーダーの方だと思われます。
ベテランの方なのでしょう、流石に忍者のようですね。
ある時は朝市アーチにへばり付き


また、ある時は立体駐車場によじ登り


ツリーの飾りは乾物!
お客さま御自由お持ち帰り下さい。
お客さま御自由お持ち帰り下さい。


えなりかずきさんが司会を務める「えなりかずき!そらナビ」は、「天気」と言うテーマに焦点を当てた番組です。
その番組の「産地直行」コーナーに呼子が取り上げされます。
5分程度のコーナーですが、VTR撮影が2009年11月22日(日)に呼子で行われます。
東海地方から全国放送へ昇格した人気番組に取り上げれるのは嬉しいですね。
放送は2009年11月27日(金) 午後0:55~1:55です。
ただ残念なのは、えなりくん本人がいらっしゃらない事です…。
その番組の「産地直行」コーナーに呼子が取り上げされます。
5分程度のコーナーですが、VTR撮影が2009年11月22日(日)に呼子で行われます。
東海地方から全国放送へ昇格した人気番組に取り上げれるのは嬉しいですね。
放送は2009年11月27日(金) 午後0:55~1:55です。
ただ残念なのは、えなりくん本人がいらっしゃらない事です…。
「CSOポータル」リニューアルのご案内!
これまでの、CSOが発信するブログ情報を中心とした「CSOブログ」から、この度県内の様々な情報を発信する「CSOポータル」サイトとしてリニューアルいたしました。
これからもCSOの皆さまにご協力いただき、皆さんからの情報・ご意見をもとに内容の充実図ることで「みんなでつくるCSOのポータルサイト」を目指します。まずは下記のサイトへアクセス!!
CSO-Portal
(あなたの欲しいCSO関連の情報が手に入る「佐賀県内のCSO・ボランティア活動に関するお役立ち情報サイト」)
携帯からの情報収集は
ここへ空メール送信!
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CSOデータベース
ボランティア情報
イベント情報
助成金情報
CSO掲示板
お役立ちサイト
※CSOブログをご愛顧いただいたCSOの皆様へ
佐賀県内のCSO・ボランティア活動に関するお役立ち情報をCSOポータルへの移行、今までご投稿いただきましたCSOの皆様からの情報の移行(ブログ開設のお手伝い)を進めたいと思っております。その際はご協力をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
■「CSOポータル」サイトの実施及び管理・運営などに関わるご相談は「特定非営利活動法人 さが市民活動サポートセンター」
TEL/FAX 0952-40-2003 E-mail/cso-portal@support-cen.net
■「CSOポータル」サイトの事業概要などに関わるご相談は「佐賀県くらし環境本部 男女参画・県民協働課」
TEL/ 0952-25-7374 FAX/ 0952-25-7338 E-mail/danjo-kenmin@pref.saga.lg.jp
※CSOとは、Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。
以下は「佐賀県フィルムコミッション」のトピックです。
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映画『悪人』の佐賀ロケが決まりました。
李相日×吉田修一×妻夫木聡の時代を切り裂くトップクリエーター達が世に送り出す衝撃の社会派映画!
是非、みなさんと佐賀ロケを盛り上げていきたいと思います。
ロケ情報を事前にWeb公表することはできませんが、ロケ現場に遭遇された方は、ご協力とご支援をよろしくお願いします。
【Blog】映画、ドラマに関するロケハン、ロケ情報、エキストラ情報など随時アップしています。
情報がほしいという方はチェックしてみてください。
★佐賀県FCスタッフBLOG(ロケ情報、エキストラ情報など)
http://sagafc.sagafan.jp/
【HP】なお、佐賀県フィルムコミッションのエキストラ登録、ロケの手伝いをするサポーター登録、ロケに使っていいよ~っていう協力施設登録などはこちらから
★佐賀県フィルムコミッション
http://www.saga-fc.jp/
【新聞】映画『悪人』佐賀新聞記事
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1467720.article.html
【映画『悪人』概要】
「悪人」2010年秋全国東宝系ロードショー
監督:李相日(代表作「フラガール」)
原作:吉田修一
脚本:吉田修一、李相日
音楽:久石譲
キャスト
清水祐一役:妻夫木聡
馬込光代役:深津絵里
映画『悪人』公式サイト
http://www.akunin.jp/
原作は2006年3月から2007年1月まで朝日新聞にて連載された芥川賞作家・吉田修一による同名の長編小説「悪人」。 連載後、2007年4月には単行本化され、発売と同時に大きな話題を呼び、第61回毎日出版文化賞、第34回大佛次郎賞を受賞した人間ドラマの傑作と言われている作品です。
キャストは、原作を読んだ時から自ら出演を熱望し、大河ドラマ「天地人」後、初の主演作品が『悪人』となる妻夫木聡(28)さん。
そして、ごく平凡な紳士服量販店の店員だが、妻夫木演じる祐一と運命的な恋に落ち、共に逃避行を繰り広げるヒロイン・光代に深津絵里(36)さん。映画・ドラマ・舞台などのステージにおいて、年齢・性別の垣根なく支持の高い深津が、本作品のせつないラブストーリーの担い手となることでしょう。
そして、音楽に最近では『崖の上のポニョ』など宮崎駿作品で映画音楽の第一人者として知られ、先日紫綬褒章を受章したことでも記憶に新しい久石譲さんが手かけられます。原作・脚本を読んで深いインスパイアを受けたという久石さんが、これまでにないオリジナリティで、映画『悪人』を抒情的に盛り上げてくれることでしょう。
撮影は、11月10日よりクランクインし、12月末クランクアップ予定。2010年4月完成予定、同年秋に全国東宝系にて公開となります。また、佐賀をはじめとして、福岡、長崎、五島列島など、1カ月超に及ぶ九州ロケが敢行されます。
【ストーリー】
保険外交員の女性の遺体が発見される。
事件当初、捜査線上に浮かび上がったのは
地元の裕福な大学生だったが、
その男の供述と新たな目撃者の証言から、
やがて容疑の焦点は土木作業員・清水祐一(妻夫木聡)へと
絞られていく。
しかし警察の目を逃れ、
彼は別の女性・馬込光代(深津絵里)を連れ、逃避行に及ぶ。
なぜ事件は起きたのか?
なぜ光代は祐一と共に逃げ続けるのか?
そして、悪人とはいったい誰なのか?
九州の地方都市を舞台に、ある殺人事件をめぐる加害者と被害者、
そして残された家族たちの揺れ動く日常を背景に、
殺人を犯してしまった青年と、
共に逃げる女の、せつないラブストーリー。
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映画『悪人』の佐賀ロケが決まりました。
李相日×吉田修一×妻夫木聡の時代を切り裂くトップクリエーター達が世に送り出す衝撃の社会派映画!
是非、みなさんと佐賀ロケを盛り上げていきたいと思います。
ロケ情報を事前にWeb公表することはできませんが、ロケ現場に遭遇された方は、ご協力とご支援をよろしくお願いします。
【Blog】映画、ドラマに関するロケハン、ロケ情報、エキストラ情報など随時アップしています。
情報がほしいという方はチェックしてみてください。
★佐賀県FCスタッフBLOG(ロケ情報、エキストラ情報など)
http://sagafc.sagafan.jp/
【HP】なお、佐賀県フィルムコミッションのエキストラ登録、ロケの手伝いをするサポーター登録、ロケに使っていいよ~っていう協力施設登録などはこちらから
★佐賀県フィルムコミッション
http://www.saga-fc.jp/
【新聞】映画『悪人』佐賀新聞記事
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1467720.article.html
【映画『悪人』概要】
「悪人」2010年秋全国東宝系ロードショー
監督:李相日(代表作「フラガール」)
原作:吉田修一
脚本:吉田修一、李相日
音楽:久石譲
キャスト
清水祐一役:妻夫木聡
馬込光代役:深津絵里
映画『悪人』公式サイト
http://www.akunin.jp/
原作は2006年3月から2007年1月まで朝日新聞にて連載された芥川賞作家・吉田修一による同名の長編小説「悪人」。 連載後、2007年4月には単行本化され、発売と同時に大きな話題を呼び、第61回毎日出版文化賞、第34回大佛次郎賞を受賞した人間ドラマの傑作と言われている作品です。
キャストは、原作を読んだ時から自ら出演を熱望し、大河ドラマ「天地人」後、初の主演作品が『悪人』となる妻夫木聡(28)さん。
そして、ごく平凡な紳士服量販店の店員だが、妻夫木演じる祐一と運命的な恋に落ち、共に逃避行を繰り広げるヒロイン・光代に深津絵里(36)さん。映画・ドラマ・舞台などのステージにおいて、年齢・性別の垣根なく支持の高い深津が、本作品のせつないラブストーリーの担い手となることでしょう。
そして、音楽に最近では『崖の上のポニョ』など宮崎駿作品で映画音楽の第一人者として知られ、先日紫綬褒章を受章したことでも記憶に新しい久石譲さんが手かけられます。原作・脚本を読んで深いインスパイアを受けたという久石さんが、これまでにないオリジナリティで、映画『悪人』を抒情的に盛り上げてくれることでしょう。
撮影は、11月10日よりクランクインし、12月末クランクアップ予定。2010年4月完成予定、同年秋に全国東宝系にて公開となります。また、佐賀をはじめとして、福岡、長崎、五島列島など、1カ月超に及ぶ九州ロケが敢行されます。
【ストーリー】
保険外交員の女性の遺体が発見される。
事件当初、捜査線上に浮かび上がったのは
地元の裕福な大学生だったが、
その男の供述と新たな目撃者の証言から、
やがて容疑の焦点は土木作業員・清水祐一(妻夫木聡)へと
絞られていく。
しかし警察の目を逃れ、
彼は別の女性・馬込光代(深津絵里)を連れ、逃避行に及ぶ。
なぜ事件は起きたのか?
なぜ光代は祐一と共に逃げ続けるのか?
そして、悪人とはいったい誰なのか?
九州の地方都市を舞台に、ある殺人事件をめぐる加害者と被害者、
そして残された家族たちの揺れ動く日常を背景に、
殺人を犯してしまった青年と、
共に逃げる女の、せつないラブストーリー。
◎そうだ!〇〇を売ろう -逆転の発想で不況に打ち勝つ-
日 時:2009年11月2日(月)
場 所:武雄市役所山内支所
講 師:富士株式会社取締役 渡邊 竜一 氏
演 題:温泉地の観光誘致等について
講 師:株式会社いろどり代表取締役社長 横石 知二 氏
演 題:上勝町いろどりの仕組みについて
講 師:マイクロソフト株式会社企業市民活動推進部
市場開発担当部長 森本 登志男 氏
演 題:ICTによる地域の仕組みでくりについて
有名な3氏のリレー講演です。
短時間でしたが、密度の高い講演でした。
最初の講師の渡邊氏は、今後期待される中国市場と日本の「安心、安全、高品質」な付加価値の高い”情報”の相互発信・交流を行い、日本国内に新たの市場を創出されています。
中国で「レッド・クリフ」にも迫るヒットした『非誠勿擾』は、舞台の一部が北海道の道東地区でロケが行われました。
この映画の効果で続々と中国人観光客が舞台の北海道に押し寄せているいます。
このようなフィルムツーリズムの事例が紹介されました。
重要なのは、伝えたい相手の目線で伝えることだと思います。
もし日本人目線でプロデュースしたいたら、これほどの観光ブームは起こらなかったかもしれません。
2番手は徳島県勝浦郡上勝町で葉っぱビジネスで有名な横石氏のお話です。
限界集落とも言える場所で、それも高齢者を対象にビジネスを成功された例ですね。
横石氏が一番強調されるのは「仕組みづくり」です。
こんな場所で大きな収入は得られないと思っていたお年寄りに、情報を可視化することでやる気を起こさせた。
頑張れば、頑張るほど利益が上がる事を目に見える仕組みを作ったことが成功につながった。
そのために最初はファックスから始め、現在ではコンビニのPOSシステムの導入するなど、ICTを道具して利用されています。
ただ、ここが問題です。
ファックスにしろ、POSシステムにしろ、お年寄りに取っては縁遠い代物です。
ここでお年寄りでも分かる見せ方や、扱い易い道具(大型トラックボール)を大胆に取り入れた事が良かった。
ICTは若者だけのものと考えていては、この発想は生まれません。
勿論、市場開拓も重要です。
こちらは足で稼ぐしまありません。
リアルとバーチャルは車の両輪です。
どちらが欠けても、機能しない。
相互に補完しあう存在です。
今後はまだ遅れている、葉っぱ以外の産物にも拡大したと意欲満々でした。
最後はマイクロソフトの森本氏です。
森本氏はIT企業の立場で、日本の地域活性化を分析されています。
森本氏が上げられたキーワードは、「天、地、人」です。
NHKの大河ドラマで有名になた言葉ですが、中国が発祥です。
儒教の思想家「孟子」の言葉、「天の時は地の利に如(し)かず。地の利は人の和に如かず。」が原点だと言われています。
また、ビジネスマンのバイブルの一つとした現在でも世界中で読まれている、兵法書「孫子」の「天の時と地の利を得て戦えば、常に勝利する」と言う言葉もあります。
どちらも中国人共通の思想でしょうね。
ちょっと脇道に逸れ過ぎましたね…。
森本氏はこれを現代風に分かり易く、以下のように説明されました。
天の時 = 外部環境
地域コミュニティー再生には、自律的な戦略が必要。
「よそ者」、「若者」、「バカ者」も取り込む。
総合体制の牽引役の組織化が重要。
地の利 = その地域の持つ資源
地域資源の発掘・再発見が必要。
神風は吹かない、吹いても長続きしない。
地域にしっかり根付いた資源こそ重要。
人の和 = 人的行動
「個」活かす仕組みが必要。
行動しながら人を育てる。
次へ繋がる自律循環システムが重要。
そうして活性化が成功している地域の共通点は積極的に、組織的に、継続的にだそうです。
不況の時ほど ビジネスチャンス!
日 時:2009年11月2日(月)
場 所:武雄市役所山内支所
講 師:富士株式会社取締役 渡邊 竜一 氏
演 題:温泉地の観光誘致等について
講 師:株式会社いろどり代表取締役社長 横石 知二 氏
演 題:上勝町いろどりの仕組みについて
講 師:マイクロソフト株式会社企業市民活動推進部
市場開発担当部長 森本 登志男 氏
演 題:ICTによる地域の仕組みでくりについて
有名な3氏のリレー講演です。
短時間でしたが、密度の高い講演でした。
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最初の講師の渡邊氏は、今後期待される中国市場と日本の「安心、安全、高品質」な付加価値の高い”情報”の相互発信・交流を行い、日本国内に新たの市場を創出されています。
中国で「レッド・クリフ」にも迫るヒットした『非誠勿擾』は、舞台の一部が北海道の道東地区でロケが行われました。
この映画の効果で続々と中国人観光客が舞台の北海道に押し寄せているいます。
このようなフィルムツーリズムの事例が紹介されました。
重要なのは、伝えたい相手の目線で伝えることだと思います。
もし日本人目線でプロデュースしたいたら、これほどの観光ブームは起こらなかったかもしれません。
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2番手は徳島県勝浦郡上勝町で葉っぱビジネスで有名な横石氏のお話です。
限界集落とも言える場所で、それも高齢者を対象にビジネスを成功された例ですね。
横石氏が一番強調されるのは「仕組みづくり」です。
こんな場所で大きな収入は得られないと思っていたお年寄りに、情報を可視化することでやる気を起こさせた。
頑張れば、頑張るほど利益が上がる事を目に見える仕組みを作ったことが成功につながった。
そのために最初はファックスから始め、現在ではコンビニのPOSシステムの導入するなど、ICTを道具して利用されています。
ただ、ここが問題です。
ファックスにしろ、POSシステムにしろ、お年寄りに取っては縁遠い代物です。
ここでお年寄りでも分かる見せ方や、扱い易い道具(大型トラックボール)を大胆に取り入れた事が良かった。
ICTは若者だけのものと考えていては、この発想は生まれません。
勿論、市場開拓も重要です。
こちらは足で稼ぐしまありません。
リアルとバーチャルは車の両輪です。
どちらが欠けても、機能しない。
相互に補完しあう存在です。
今後はまだ遅れている、葉っぱ以外の産物にも拡大したと意欲満々でした。
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最後はマイクロソフトの森本氏です。
森本氏はIT企業の立場で、日本の地域活性化を分析されています。
森本氏が上げられたキーワードは、「天、地、人」です。
NHKの大河ドラマで有名になた言葉ですが、中国が発祥です。
儒教の思想家「孟子」の言葉、「天の時は地の利に如(し)かず。地の利は人の和に如かず。」が原点だと言われています。
また、ビジネスマンのバイブルの一つとした現在でも世界中で読まれている、兵法書「孫子」の「天の時と地の利を得て戦えば、常に勝利する」と言う言葉もあります。
どちらも中国人共通の思想でしょうね。
ちょっと脇道に逸れ過ぎましたね…。
森本氏はこれを現代風に分かり易く、以下のように説明されました。
天の時 = 外部環境
地域コミュニティー再生には、自律的な戦略が必要。
「よそ者」、「若者」、「バカ者」も取り込む。
総合体制の牽引役の組織化が重要。
地の利 = その地域の持つ資源
地域資源の発掘・再発見が必要。
神風は吹かない、吹いても長続きしない。
地域にしっかり根付いた資源こそ重要。
人の和 = 人的行動
「個」活かす仕組みが必要。
行動しながら人を育てる。
次へ繋がる自律循環システムが重要。
そうして活性化が成功している地域の共通点は積極的に、組織的に、継続的にだそうです。
不況の時ほど ビジネスチャンス!


講演、素晴らしいものでした。
自分たちの常識が絶対ではない!
理屈では分かっているつもりでした。
しかし、実体験をされた方のお話しを聞くと、自分の無知さを思い知りました。
でも、決して重い講演でありませんでしたよ。
心の底から素直に笑える講演でした。
聞き終わって、清々しく感じた講演は久しぶりです。
坂本さんは旅先で親切にして下さったギニアの人たちに恩返しするために、現地に井戸を掘るプロジェクトを続けていらっしゃいます。
ギニアの民族衣装ど講演する坂本さん

ギニアの言葉と日本語

この講演を主催したのは「佐賀県青年国際交流機構」です。
