2011年04月14日
「つなプロ!」趣旨に合致!
「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」の公式ブログの記事から転写します。このご意見は「せんだい・みやぎNPOセンター」の「被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト」にも完全に合致します。やはり、現場の意見は一致しています。
その内、必ず出番は来ます。現地に直ぐに駆けつけたい方も、ちょっと冷静なり待つのも大事です。焦らず今自分が出来る継続する姿勢が大事です。
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◎佐賀から元気を送ろうキャンペーン公式ブログ
・派遣予定の現地ボランティアへの参考意見(2011年04月14日)
http://sagakaragenki.sagafan.jp/e353928.html
レスキューバイクの長尾さんのメール転送です。
経験者ならではのご意見ですので共有しましょう。
結論として受け皿のしっかりしたところに対するピンポイントで支援することがいいのでは、というご意見は
佐賀から元気を送ろうキャンペーンの趣旨に合致するところです。
では、以下転送文です
私は阪神で本の一部の地域でしか活動が出来ていませんが、その後これまで災害ボランティアとしての研究・情報収集に
努めてきました。
その中で事例の分析もしています。こういう災害が起きると人々が支援をしなければならないという意識が非常に高まり、さまざまなことを
散発的に始められますが、はたしてその支援のあり方は「被災地外部の者の勝手な解釈ではないのか」と思うような内容も
あることは事実です。
現地の情報はいろいろ入ってきていますが、それはごく一部にすぎません。けっしてすべてそうとは限りません。
神の手ではないのですから、すべてに同じ支援が出来るものではありません。
物資が足りないから送る・・・これは当たり前の考えです。
たくさん送られて来て現在、被災地では山積みになっています。
でも、被災者には行き届いていません。
避難所に1万人、自宅などに6万人と言われています。
各家庭がどのような状況であるのかがはっきりわからず。そこに届ける手段が無くて野積みされている状況です。
気仙沼の避難所ではいまだに1日2食で温かい物ではありません。
余震の度に電気は消えて振り出しに戻っています。
部分的にしか支援の行き届いていないところに、これまた新しい物資を送っても整理が出来ません。
特に生ものは保管・保存も出来ずに確実にゴミになります。
すいません。
皆様方の熱い心に水をさすようですが、私たちが多くの地域の人全部に支援しようとしても、
それは結局無駄になってしまいます。
私が考える一番いい支援はきちんと地域の状態をよく把握されている被災地で、誰か連絡が取れる公的な立場の方がいる
ところをピンポイントで支援することだと思いますが、どうでしょうか?
今回の被害があまりにも広範囲で、これまでの概念を覆されています。
いち地方都市の佐賀からの支援が出来るのはこのようなやり方だと思います。
また、ボランティアとして情熱はあっても、地域性やボランティアの知識が無いと戸惑うか、役に立ちません。
出来ればこれまで災害ボランティアに参加した人、もしくは県社協のボランティアコーディネーター講座に参加したことのある人
特殊な技能(看護師、保健婦、保育士、心理カウンセラー、ホームヘルパー、調理師、大工、理美容師など)を有する人
大学などの屋外レクリエーションボランティアサークルなどの人が適任だと思います。
決して情熱だけではボランティアは出来ません。平常時からその知識を身につけられた方が必要とされます。
しかも予備知識を十分に与えておく必要もあります。まず、学習会などをしてから送り出すなど、検討されてはいかがでしょうか?
それと今回すでに現地で活動をされた方からの情報では、避難所の方も多く普段からの喫煙者や飲酒愛好者がいて、
現在それが自由にならなくてトラブルにもなっているとのことです。
喫煙者は我慢するか行かないほうがいいと思います。隠れて吸っても臭うのでわかって被災者が文句を言ったとのことでした。
お酒も同様のようです。
長々とすいません。 私も15日から22日まで気仙沼に行ってきます。
その内、必ず出番は来ます。現地に直ぐに駆けつけたい方も、ちょっと冷静なり待つのも大事です。焦らず今自分が出来る継続する姿勢が大事です。
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◎佐賀から元気を送ろうキャンペーン公式ブログ
・派遣予定の現地ボランティアへの参考意見(2011年04月14日)
http://sagakaragenki.sagafan.jp/e353928.html
レスキューバイクの長尾さんのメール転送です。
経験者ならではのご意見ですので共有しましょう。
結論として受け皿のしっかりしたところに対するピンポイントで支援することがいいのでは、というご意見は
佐賀から元気を送ろうキャンペーンの趣旨に合致するところです。
では、以下転送文です
私は阪神で本の一部の地域でしか活動が出来ていませんが、その後これまで災害ボランティアとしての研究・情報収集に
努めてきました。
その中で事例の分析もしています。こういう災害が起きると人々が支援をしなければならないという意識が非常に高まり、さまざまなことを
散発的に始められますが、はたしてその支援のあり方は「被災地外部の者の勝手な解釈ではないのか」と思うような内容も
あることは事実です。
現地の情報はいろいろ入ってきていますが、それはごく一部にすぎません。けっしてすべてそうとは限りません。
神の手ではないのですから、すべてに同じ支援が出来るものではありません。
物資が足りないから送る・・・これは当たり前の考えです。
たくさん送られて来て現在、被災地では山積みになっています。
でも、被災者には行き届いていません。
避難所に1万人、自宅などに6万人と言われています。
各家庭がどのような状況であるのかがはっきりわからず。そこに届ける手段が無くて野積みされている状況です。
気仙沼の避難所ではいまだに1日2食で温かい物ではありません。
余震の度に電気は消えて振り出しに戻っています。
部分的にしか支援の行き届いていないところに、これまた新しい物資を送っても整理が出来ません。
特に生ものは保管・保存も出来ずに確実にゴミになります。
すいません。
皆様方の熱い心に水をさすようですが、私たちが多くの地域の人全部に支援しようとしても、
それは結局無駄になってしまいます。
私が考える一番いい支援はきちんと地域の状態をよく把握されている被災地で、誰か連絡が取れる公的な立場の方がいる
ところをピンポイントで支援することだと思いますが、どうでしょうか?
今回の被害があまりにも広範囲で、これまでの概念を覆されています。
いち地方都市の佐賀からの支援が出来るのはこのようなやり方だと思います。
また、ボランティアとして情熱はあっても、地域性やボランティアの知識が無いと戸惑うか、役に立ちません。
出来ればこれまで災害ボランティアに参加した人、もしくは県社協のボランティアコーディネーター講座に参加したことのある人
特殊な技能(看護師、保健婦、保育士、心理カウンセラー、ホームヘルパー、調理師、大工、理美容師など)を有する人
大学などの屋外レクリエーションボランティアサークルなどの人が適任だと思います。
決して情熱だけではボランティアは出来ません。平常時からその知識を身につけられた方が必要とされます。
しかも予備知識を十分に与えておく必要もあります。まず、学習会などをしてから送り出すなど、検討されてはいかがでしょうか?
それと今回すでに現地で活動をされた方からの情報では、避難所の方も多く普段からの喫煙者や飲酒愛好者がいて、
現在それが自由にならなくてトラブルにもなっているとのことです。
喫煙者は我慢するか行かないほうがいいと思います。隠れて吸っても臭うのでわかって被災者が文句を言ったとのことでした。
お酒も同様のようです。
長々とすいません。 私も15日から22日まで気仙沼に行ってきます。
Posted by 昏君 at 11:29│Comments(0)
│(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…
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