閑甚日記

　玄海町が「原子力広報用アニメーション」の制作業務委託業者を公募型企画コンペ方式で募集しています。

　この期に及んで、まだ原発にすがるつもりなんでしょうかね(；一_一)

原子力広報用アニメーション制作業務委託

昨年度はタレントの『はなわ』を起用して７００万円を使い原子力広報を制作。でも内容がフザケ過ぎで結局お蔵入り。 http://ow.ly/6djfL

そのお金を福島第１原発事故の支援金にすればどんなに有効だったか。中ぶらりの１億円と言い、公務員として血税を使っている自覚が無い。 http://ow.ly/6djEJ

今回の８００万円も玄海町に広報内容に対する明確なビジョンは無い。漠然と原子力に詳しくない町民、特に子供達に原子力を理解してもらうためだと言う。

福島第１原発事故で、原子力が今の技術では扱には非常に難しい物である事が実証された。それでも危険な原子力を今後も続けて行くのなら、福島が終息して、その検証が終わらなければ本当の意味で原子力の説明など出来ない。

子供に関しても年間被爆量の基準が縦割り行政の中で、省庁間でバラバラだし、現段階で明確な基準も出ていない。

この状況で何の広報なのだろうか。玄海町の思惑は「原発稼働」なのはミエミエだが、そんな物をこの時期出せば社会の批判を受ける事が分らないのだろうか。既得権益を守る事に必死で、周りが見えないのだろう。