被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト
史上最大のプルトニウム輸送に抗議のアピール
グリーンピース・ジャパン(2009/03/06)

3月5日(日本時間6日未明)、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX燃料)を積んだ輸送船が日本に向けてフランス、シェルブールを出港した。輸送されるMOX燃料には核兵器に使用可能なプルトニウムが史上最大の量含まれる。国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、この問題への強い懸念を共有する原子力資料情報室とグリーン・アクションと連名で、MOX燃料の輸送はきわめて危険であるとアピール(注1)するとともに、輸送船の航路にあたると予想される周辺諸国に輸送反対を呼びかけた。

輸送されるMOX燃料は九州、四国、中部の電力3社がフランスの原子力企業アレバ社に発注したもので、合計65体。3団体共同のプレスリリース(注2)は、このたびの危険な輸送は日本で難航するプルトニウム利用計画の一端であり、日本は過去50年間に数兆円をつぎ込んで商業用高速増殖炉の実現をめざしたが、いまだにひとつの電球すら灯っていないと指摘した。

同共同アピールは、5日に国土交通省と、輸送船の航路にあたると予想される周辺諸国の在日大使館へファックスで送付されている。

また、去る3月2日にはIAEA(国際原子力機関)のエルバラダイ事務局長宛てに、アレバ社がMOX燃料輸送の危険性を正確に伝えていないと警告する公開書簡(注3)をグリーンピース、原子力資料情報室、グリーン・アクションの連名で送付した。

注1:共同アピール(英文)
   共同アピール(日本語)
注2:共同プレスリリース(英文)
注3:国際原子力機関エルバラダイ事務局長宛公開書簡(英文)
   国際原子力機関エルバラダイ事務局長宛公開書簡(日本語)

お問い合わせ:
原子力資料情報室 電話:03-3357-3800
グリーン・アクション 電話:075-701-7223



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Posted by 昏君 at 21:07│Comments(0)玄海町
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平田義信