被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト

2008年01月20日

「外こもり」

 定義的には「短期バイトなどで稼いだお金を元手に、一年の大半を物価の安い外国で暮らす人々」ということになり、近年、若者を中心に増加しているという。

 彼らの生態を描いた『日本を降りる若者たち』の著者である下川裕治氏よると。

 「特に多いのがタイのバンコクです。彼らの多くは1泊300円〜1000円程度の安宿に滞在し、そこで『ひきこもり』のような生活をしています。そのため数が把握しづらいのですが…日本人だけでおよそ1万人はいると見られています」

 海外で何もせずに暮らすなんて優雅にも思えるけど…どんな人が「外こもり」に?

 「端的に言えば、日本の社会に生きづらさを感じた人たちです。労働環境に適応できなかったり、人間関係に疲れたり、イヤになって日本を飛び出します。タイは気候も暖かく、人もアバウト過ぎるくらいおおらか。たとえ働かずにブラブラしていても、誰からも変な目で見られません。この居心地のよさに心が癒され、そのまま居ついてしまうパターンが多いようです」(同)

 こうやって聞くと、「外こもり」生活に魅力を感じてしまいますが…。

 「確かに充電的な意味ではアリだと思います。でも、この生活を続けていくにはいろいろと問題も多い。生活資金は日本でのバイト収入なので、仕事がいくらでもある若いうちはいいけれど、年を取ると途端に厳しくなる。タイも年々物価が上昇していますし、将来の不安はぬぐえないでしょう。さらに大きな視点で見ると、低所得のため日本の税収は減るし、タイにとってもお金を落とさない外国人ということで、どちらの国にもメリットがないんです」(同)

 人間、逃げ出したいと思うい事は多々あるが、これは極端ですね。

※フリーマガジンR25から一部抜粋。



同じカテゴリー((* ̄ρ ̄)”ほほぅ…)の記事画像
イチゴの高設栽培
今の時代の地方新聞とは
侮れない子供農園
有田はレベル高いですね。
昔、家もやってた。
ステビア
同じカテゴリー((* ̄ρ ̄)”ほほぅ…)の記事
 イチゴの高設栽培 (2012-09-23 17:53)
 今の時代の地方新聞とは (2012-06-15 01:14)
 侮れない子供農園 (2011-05-17 15:33)
 大志の震災報告 (2011-04-21 00:16)
 「つなプロ!」趣旨に合致! (2011-04-14 11:29)
 満遍なく広くの「義援金」と、ピンポイントの「支援金」 。 (2011-03-24 22:58)

Posted by 昏君 at 22:42│Comments(0)(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

平田義信