被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新の無いブログに表示されています。
新しい記事を書くことで広告が消せます。
  

Posted by さがファンブログ事務局 at
公募関係資料の再送付について
NUMO(原子力発電環境整備機構):2009年4月14日

当機構では、「最終処分施設の設置可能性を調査する区域」を2002年から公募するにあたり、「公募関係資料」を作成し全国の市町村および都道府県等に送付しております。
昨年4月、当機構の事業対象に「地層処分を行う低レベル放射性廃棄物」※1を加えました※2ことを受け、今回、図解や説明文の見直しを行うなど、公募関係資料を改訂しました。
本日、この改訂した公募関係資料を全国の市町村及び都道府県等へ送付いたしましたので、お知らせします。

以上

1. ※1 長半減期低発熱放射性廃棄物(TRU廃棄物)の一部(「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」における第二種特定放射性廃棄物)。
長半減期低発熱放射性廃棄物(TRU廃棄物)は、再処理施設やウラン・プルトニウム混合酸化物燃料加工施設の操業および解体に伴って発生する低レベル放射性廃棄物(ウランより原子番号が大きい人工放射性核種(TRU核種(TRU:Trans-Uranium))を含む廃棄物であることからTRU廃棄物とも呼ばれている)であり、このうち半減期が長い核種が一定量以上含まれるものなどは、生活環境から長期間にわたり隔離するため、高レベル放射性廃棄物と同様に地層処分する。
2. ※2 2008年5月9日、地層処分対象の低レベル放射性廃棄物を紹介したパンフレットを全国の都道府県及び市町村等へ送付。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

地層処分施設の設置可能性を調査する区域の公募について


当機構では、地層処分施設建設地の選定へ向けて、その設置可能性を調査する区域を全国の市町村から公募しています。

わが国の総発電電力量の約3分の1は原子力発電によってつくられています。原子力発電所で使い終わった燃料(使用済燃料)は、再処理してウランとプルトニウムを再び原子力発電の燃料として使うことができます。

その過程で発生する高レベル放射性廃棄物および地層処分を行う低レベル放射性廃棄物については、人間の生活環境から隔離する必要があり、地下300メートルより深い安定した地層に安全・確実に処分することとしています。



地層処分施設建設地の選定手順

当機構では、事業の透明化を図りつつ、地域の意向を十分尊重する観点から、全国の市町村から地層処分施設の設置可能性を調査する区域(文献調査を実施する区域)の公募を行なっています。
応募があった区域については、まず火山や活断層などの地質的な条件を満たすか否かを確認後、3段階の調査・選定の第一段階である概要調査地区選定のための文献調査を行います。
その後、概要調査、精密調査を行い、処分施設の建設地(地層処分施設建設地)を選定していきます。


※地域の意向を十分に尊重しつつ、国が市町村に対し、文献調査実施の申入れを行う場合もあります。その場合、市町村長は、国の申入れに対して受諾の可否を表明することとなります。

3段階の調査、選定においては、それぞれの段階で報告書を作成し、これに対して地域のみなさまから意見をいただく機会を設けます。国は、この各段階の選定において関係都道府県知事および市町村長の意見を聞いてこれを十分尊重しなければならないとされており、その意に反して選定が行われることはありません。



処分施設の概要

地層処分は、地下深くの地層がもつ自然の力と人間の知恵・技術を併せ、安全に実施します。

天然の安定した岩盤と、人の手による対策を併せて安全を確保します

処分施設は地下300mより深い安定した岩盤中に建設します。また、地質環境や廃棄物の特徴に応じて、人工バリアや地下施設のレイアウトを工夫して設計・建設します。



処分施設に適した場所は全国に広く分布しています


日本は、火山活動や断層活動が多いため、その調査・研究が進んでいます。これらの調査・研究によると、火山活動は過去200万年前からほとんど活動地域に変化がなく、断層活動についても、過去数十万年にわたり同じ活断層で繰り返し起こっています。また、地震については、一般的に深い地層では地上に比べてはるかに揺れが小さいことが分かっています。



概要調査地区選定上の考慮事項

応募いただいた区域については、火山や活断層などの地質的な条件を満たすか否かについて確認した後、文献・その他の資料で調査(文献調査)した上で「概要調査地区」を選定します。
詳細は公募関係資料~「概要調査地区選定上の考慮事項」をご覧下さい。

※地質的な条件

* 陸域では空中写真判読等、海域では海上音波探査等に基づいて全国的に調査された文献に示されている活断層がある場所が含まれない。
* 将来数万年にわたるマグマの活動範囲の拡がりの可能性を考慮し、火山(第四紀火山)の中心から半径15㎞の円の範囲内にある地域が含まれない。

詳しくは文献調査に際して事前に確認する地質的な条件に関する資料についてをご覧下さい。

地域共生への取組み

地域共生の考え方

地層処分事業を長期にわたって進めるためには、地域と処分事業とが共に発展することが必要であると考えています。事業に対する地域の信頼を得て、地域のみなさまと話し合いながら、地域と共に歩む関係を築くこと、それが地域共生であると考えています。



処分事業の流れと地域共生事業

処分事業は応募から調査、建設、操業、閉鎖に至る100年にもおよぶ長期間にわたるものであり、地域には、様々な波及効果が発生します。地域の長期的な展望や課題を伺いながら一緒になって地域共生について考えてまいります。



応募について

■ 応募いただくもの

地層処分する放射性廃棄物の地層処分施設の設置可能性を調査する区域

■ 応募主体

市町村(連合体を含む)

■ 公募関係資料

応募いただく際の基本的な事項をご説明しています。
公募関係資料をご覧下さい。

■ 問い合わせ先

原子力発電環境整備機構
立地部 立地グループ
〒108-0014
東京都港区芝4-1-23 三田NNビル2階
TEL 03-6371-4003
FAX 03-6371-4101
ホームページ http://www.numo.or.jp/  


Posted by 昏君 at 23:26Comments(0)玄海町

2009年04月19日

不要論

安全性に疑問 不要論も―プルサーマルで学習会
佐賀新聞(2009/04/19)

 玄海原子力発電所(東松浦郡玄海町)で今秋にも発電が始まるプルサーマル計画を考える学習会(佐賀県平和運動センターなど主催)が18日、佐賀市の龍登園で始まった。講演した元京都大学原子炉実験室講師の小林圭二さんは「プルサーマルがウラン資源の有効利用にならないことは原子力界の常識」と必要論を否定した。

 小林さんは「国が進める核燃料サイクルでは、ウラン資源の利用効率はプルサーマルはわずかで高速増殖炉が圧倒的に高い」としたうえで、高速増殖炉もんじゅの事故で当初の核燃サイクル計画が破たんしたため「電力会社もやりたくないのに、失政を隠すためにプルサーマルが動き始めた」とした。運転面では「原子炉を緊急停止するときに使う制御棒の効きが悪くなる」と、安全性に疑問を示した。

 集会には全国の反・脱原発市民団体や労組など約130人が参加。最終日の19日は、もんじゅや川内原発増設など各地の状況報告がある。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

玄海原発プルサーマル計画:佐賀市で反対の全国集会 「実験場に危機感」

毎日新聞(2009/04/19)

 今秋にも玄海原発3号機で実施されるプルサーマルに反対する「STOP!『プルサーマル、核燃料サイクル』全国活動・学習交流集会」が18日、佐賀市で開かれた。青森の再処理工場や福井の高速増殖炉の問題などを学ぶため、原発・原子力施設立地県全国連絡会議などが全国各地で開いている集会で、今回はプルサーマルを取り上げた。

 全国の労組などから約130人が参加。冒頭、県平和運動センターの宮島康博議長が「佐賀が全国初の実験場になるのではないかと危機感を持っている」とあいさつした。

 原子力資料情報室(東京)の西尾漠共同代表はプルサーマルで使うMOX(ウランとプルトニウムの混合酸化物)燃料とウラン燃料の使用後の冷却期間を比較したデータを示し、「MOXの方が熱が高く、非常にやっかいなものが地元に残る」と指摘した。

 京大原子炉実験所の元講師、小林圭二氏は「高速増殖炉計画が破たんし、プルトニウムの使い道がなくなったからプルサーマルをしようとしている。国の失政の隠れみのとして登場したのが実態だ」と訴えた。

 玄海原発で使うMOX燃料を積んだ船は3月にフランスを出港しており、5月に日本に到着する予定。【関谷俊介】  


Posted by 昏君 at 23:24Comments(0)玄海町
平田義信